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今回は眼瞼下垂症の原因と治療

さて、今回は眼瞼下垂症の原因と治療についてお話しようと思います。

原因は主に二つ、皮膚のたるみとまぶたの筋肉のゆるみです。

歳を取るにつれ、顔にはたるみがでてきますね。
まぶたの皮膚も同じようにたるんできます。
特に外側がたるみやすく、若い頃は垂れ目ではなかったのに垂れ目になった、運転時に後ろを見ようと振り返っても見えづらい、といったことが起こります。
まぶたを軽くつまんでみると見やすくなりませんか?
これで見やすくなる方は、余った皮膚を取るだけでもかなりすっきりします。

まぶたには、まぶたをあげるための筋肉が付いています。
その筋肉は「眼瞼挙筋(がんけんきょきん)」というものです。
眼瞼挙筋はまぶたと薄い膜でつながっていて、その膜を「挙筋腱膜(きょきんけんまく)」といいます。
挙筋腱膜も加齢とともにやはり伸びてきてしまいます。
ハードコンタクトの使用歴が長い人では40歳くらいから挙筋腱膜が伸びてしまうことによる眼瞼下垂症を起こします。
挙筋腱膜が伸びると、眼瞼挙筋がどんなに引っ張っても効果が薄くなり、結果まぶたをあげることができにくくなります。
眼瞼挙筋だけでまぶたをあげることができないと、おでこの筋肉「前頭筋(ぜんとうきん)」で代償しようとします。
おでこに深い横ジワがある方や、若い頃よりも眉毛の位置が高くなったという方は、この代償機構使って頑張ってまぶたをあけています。
試しに目を閉じて、眉毛を両方の人差し指でグッと固定してから目を開けようとしてみてください。
開きづらいですか?眉毛がぐっと動きましたか?
そうであればゆるんでしまった挙筋腱膜を短く縫い直すことでまぶたが開けやすくなります。
前頭筋を使う必要もあまりなくなるので、頭痛や肩こりが改善される方も多いです。

洗顔も手術翌日から可能です。
ですが、腫れや出血の心配から一泊入院をお願いしています。
腫れは大方1-2週間で改善しますが、二重の幅など、微妙な腫れが落ち着くのは3ヶ月から半年かかります。
皮下出血は2週間程度で大方消えます。
手術1週間後外来で抜糸し、その後の様子を1ヶ月目、3ヶ月目、できれば6ヶ月目まで診せていただいています。

当院でも手術をすることは可能です。
保険もきくことがほとんどです。
手術をされた方には、楽になった、早くやればよかったと喜んでいただけています。
気になっている方は一度受診してみてください。
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頭痛や肩こりは眼瞼下垂のせいかもしれません

テレビや新聞で「眼瞼下垂」という言葉を聞いたことはありませんか?
普通はぱっちり開いているまぶたが下がってきてしまい、瞳孔にかぶさっている状態を「眼瞼下垂」と言います。瞳孔とは眼球への光が入る穴で、いわゆる黒目の中にある真っ黒の部分です。瞳孔が隠れると、目に手をかざしているような形になり、いろいろなものが見えにくくなります。

眼瞼下垂にはいろいろな原因がありますが、多くは加齢によるものです。原因については次回の更新でお話しします。

眼瞼下垂がおこると、体はどのようになるでしょうか? 眉毛の下に手をあてて、目に手をかざしてみましょう。とても見えにくいですよね? そのまま頭を後ろに傾けてください。少し見やすくなりましたか? 次は手で眉毛を持ち上げてください。視界がひろがりましたか?

眼瞼下垂の方は目を見やすくするための代償作用が働き、首の後ろが収縮して顎を持ち上げる姿勢になり、眉毛がぐっとあがります。この姿勢をずっと続けてみましょう。肩こりや頭痛の原因となります。眼瞼下垂の方は無意識にこの姿勢となってしまうため、とても体が疲れてしまいます。眼瞼下垂を治療すると、「体がすっきりした」と喜ばれる方が多いです。

次回は、原因と治療についてお話しします。

形成外科ってなに?

形成外科でよく聞かれるのが「形成外科ってなんですか?」という質問です。
「体の表面の異常を治療する科」が一番簡単な答えです。
整形外科は「骨や筋肉の異常を治療する科」で、美容外科は「正常な部分をより美しくする科」とご説明しています。

形成外科ではいろいろな治療をしているので、一口に説明するのが難しいのですが、大きく4つに分かれます。
① 腫瘍、腫瘍切除後の再建
② その他の体表の異常
③ 先天異常
④ 外傷、外傷後の変形

具体的には、以下の疾患があります。
これらを治療して、患者さんがより生活しやすくなることが、形成外科の目標です。

① 黒子、粉瘤(おでき)、脂肪腫、皮膚癌などのできものを切除。乳癌や皮膚癌などを切除したあとの変形の治療。
② 眼瞼下垂(まぶたの垂れ下がり)、わきが、顔面神経麻痺後の変形、女性化乳房など。
③ 耳の変形、逆さまつげ、陥没乳頭、でべそ、唇裂など。
④ けが、けがのあとの引きつれなど。

「体の表面」で気になることがあれば、ぜひ相談してください。
形成外科でできることのご提案をしていきます。
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三和病院|形成外科

Author:三和病院|形成外科
千葉県松戸市 医療法人社団鼎会 三和病院|形成外科のブログです。

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